本日は坐禅の足の組み方について説明いたします。
正式な坐禅の足の組み方には二通りございます。
結跏趺坐(けっかふざ)
半跏趺坐(はんかふざ)
です。
結跏趺坐は両足を組む坐り方です。
まず右の足を左の腿(もも)の上にのせ、次に左の足を右の腿の上にのせます。
※逆でも結構です。
半跏趺坐は片足を組む坐り方です。
右の足を左の腿の上にのせ、右の足を左の股の下にいれ、お尻の方にグッと引寄せます。
※逆でも結構です。
結跏趺坐は両足を組む坐り方。
半跏趺坐は片足を組む坐り方。
この2つが一般的な坐禅の足の組み方です。
他にも両足を乗せない安楽坐や
椅子を使った椅子坐禅などもあります。
人により個人差がございますので、工夫しながら長く坐れる形を見つけていきましょう。
※本会で椅子坐禅を行う場合はご予約が必要です。
※曹洞宗で行われる一般的な坐禅の作法に則って説明しております。
次は「坐蒲(ざふ)の使い方」について説明いたします。