視線について
本日は視線について説明致します。
坐禅中は、よく目は閉じていると思われがちですが、正式には半眼といって目を開いて行います。
目は、見開かず細めず力を抜いて自然に開きます。
視線はおよそ90㎝前方、約45度の角度におとします。
この時、首は下がらないように視線だけをおとします。
このようにすると正面から見た時に目をつむっているように見えるのです。
仏像も多くの形がこのように視線をおとしているだけで、実は目を開いているものがほとんどです。
目をつむると眠くなってしまいますので、目は閉じないようにしましょう。
次回は「口の中」について説明致します。